新築で家を建てた後に『失敗した』『後悔した』と思ったこととして、コンセントの位置や数の問題があります。プランニングの段階ではコンセントの位置や数をきちんと考えたつもりでも、いざ生活を始めてみると、「コンセントの数が足りない」「欲しいところにない」となってしまうのです。
通常の電化製品は同じ場所で使うことが多いので、決まったコンセントを利用し続けることになると思います。しかし『掃除機』だけは、毎日、家中のあらゆる場所のコンセントを使用することになります。
掃除機掛けは、家の中すべてをかけることになるので、できるだけ効率的に行いたいものです。そこで、「素早いお掃除」と「コンセント」の関係を考えてみましょう。
「コンセントの位置は部屋の隅」と決めていませんか?
コンセントは部屋の隅にあることが多いので、「そういった場所に設置するものだ」と考えている人が多いと思います。しかし、掃除機で利用する事を考えると、部屋の真ん中にコンセントを設置することが、掃除の負担を軽くする解決方法になることがあります。
部屋の広さにもよりますが、隅にしかコンセントが無い場合、掃除機のコードの長さが足りずコンセントの抜き差しをしないと届かなかったり、全体を掃除できなかったりしてしまうことがあります。コンセントを部屋の真ん中に設置することで、1か所のコンセントから1部屋の掃除機がけを終わらせられるようになります。
掃除機をかける順番を考えてコンセントの位置を決める
掃除機をかける場所は、部屋だけではなく廊下や階段など広い範囲にわたります。新しい家で、どのような順番で掃除機をかけていくか、プランニングの段階で想像してみましょう。
掃除する順番に合わせて、ちょうど一か所の掃除機をかけ終わったところでコンセントの抜き差しができるように配置すれば、効率よくスピーディーに掃除を終わらせることができます。