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JWOOD-LVLの工法

在来軸組工法とは、二つの木材を直角あるいは斜めに接合するために、それぞれの木材を刻んで切り欠きを造って組んでいきます。断面欠損が多くなり、木材の強度が失われるという難点があり、また地震などの揺れで、接合部が外れるなどの耐震性の心配がありました。(現在は、接合部の外れ防止のため、接合部すべて金物で固定しています。)
J WOOD工法とは、耐震性が要求される公共ホールや体育館などに普及している「緊結金具接合工法」を住宅の構造接合に採用した工法です。木材同士の接続部に最小限の切り込みとその部分に金属金物(JK)を差し込み、接合部を金物で緊結することで、接合部の強化を実現しました。各種試験数値では、在来軸組工法による構造仕口の2倍以上の耐力が公的に認められています。

住宅の長寿命化を実現するため、J-WOOD乾式注入材EXシリーズ゙(JAS:K3相当の防腐防蟻処理材)を 住宅の土台・大引き・床版、外周部の柱・間柱・筋交い・構造用合板、水がかり部分の柱・間柱に使用することにより、長期優良住宅の認定基準『劣化対策 最高等級3』(75~90年持つ構造躯体)を取得することができます。
J-WOOD EXの防腐防蟻剤は芯まで注入されているので、「ヤマトシロアリ」や「イエシロアリ」以外に、最近日本に上陸している強敵外来種「アメリカカンザイシロアリ」などの被害から未然に防ぐことができます。
  • 断面の奥深くまでも防腐防蟻処理された高耐久材料LVL、合板の単板は製材品よりも薬剤浸透性が高くほぼ内部まで薬剤が入っています。
  • 人や環境に負担の少ない低毒性薬剤を使用。
  • 木材の欠点である反りねじれを克服。
  • 内部まで乾いているので施工後の乾燥収縮がなく、建物のがたつきを最小限に抑える。