栃木の家は寒い!
ここに一つの統計があります。
2017年1月13日に国土交通省から発表された「住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する調査の中間報告(http://www.mlit.go.jp/report/press/house07_hh_000164.html)」。その発表資料の中に掲載されている「冬季死亡増加率の都道府県別比較」のグラフです。
※冬季死亡増加率:夏季と冬季の死亡者数の差を比率にしたもの。
このグラフを見ると分かる通り、栃木県がワースト1位となっています。
世界中のどこの国・地域であっても、冬は夏よりも死亡率が上がります。同資料によれば、フィンランドなどの寒冷な地域よりも、ポルトガルなどの温暖な地域の方が冬季死亡率が高くなっており、これは断熱性能の良い住宅普及が遅れて、冬の室内温度が低いことが原因である、とされています。
冬期死亡率が全国でワースト1位の栃木県は、日本で一番「断熱性能の良い住宅の普及が遅れている地域」である、つまり「栃木の家は日本一寒い!」と言っても過言ではない現状なのです。
寒い住宅は健康リスクが高い、という世界の常識
死亡リスクだけでなく、高血圧や呼吸器障害などの様々な健康障害のリスクが「寒い家」には付きまといます。
海外でも、例えばイギリスでは夜間でも最低推奨室温が18℃とされ、それ以下になると血圧、循環器疾患、呼吸器系疾患などの健康リスクが高くなることが報告されています(出典:英国保険省イングランド公衆衛生庁「イングランド防寒計画(Cold Weather Plan for England)2015.10」)。そして2006年に改正された英国住宅法では、「健康性・安全性に劣る住宅は改修・閉鎖・解体命令」が下されます。ドイツなどでは「室温19℃以下は健康リスクが高まり、基本的人権を損なう」とまで言われています。
一方で日本の住宅は「寒さは我慢するもの」という意識が根強いのか、「健康」という視点での断熱性、気密性についてはあまり議論もされていません。建てられた家に住まう人のことを本当に考えた場合、耐震性や省エネなどと同等かそれ以上に重要なことが「健康な生活」なのではないか、とDIホームでは考えています。
地域の健康を守り、栃木から寒い家を無くしたい!
家族の健康が無ければ、家族の幸せはない。「家族の健康を守る家」こそが「家族の幸せを守る家」である。
私たちDIホームでは、「家族の健康を守る家」をこの栃木県北地域に住まう皆さんにお届けし、健康に楽しく幸せに暮らしていただくことが使命だと考えています。
今では全国各地の様々な工務店、建築の会社が取り組んでいる『外張り断熱』工法を、この栃木県北地域でいち早く導入し、現在では当社の主力商品となっている高性能住宅「Seed」では、国土交通省の定める基準値を大幅にクリアする高い断熱性と気密性を保持しています。
そして、Rパネル工法が採用されている「建築家とつくる家」においても、高いデザイン性を保ちながら、北海道の基準値でも全く問題のない高気密・高断熱を実現できる家として、デザインと性能の両面でお客様に喜んでいただけるよう取り組んでいます。
性能と感動を追求したご提案をいたします。
お客様とそのご家族の健康を守り、幸せな暮らしを守るための性能。それと同時に、新しい家での新しい毎日に、どれほどの感動をお届けできるか、ということも家族の幸せには重要なことだと考えています。
最も長い時間を家で過ごすことになるであろうお母さんの目線に立った生活空間。休みの日にゆったりと自分の世界に浸ることでリフレッシュできるお父さんの趣味の部屋。豊かな未来を育み、毎日を元気に楽しく過ごせるような子供部屋。
お客様が想像している未来の生活を、ぜひ余すことなくお話しください。そして、必ずやお客様の想像を超え、感動の毎日を過ごせる家をご提供することをお約束します。
DIホーム代表 小板橋博幸