朝・昼・夜の食事の準備と片付け。お弁当をつくったり、子どものおやつの準備をしたり、お客様にお茶を出したり・・・。
家事を行うママにとって、一日にキッチンにいる時間は意外と長時間になります。キッチンには様々な形状のものがあり、それぞれ適するライフスタイルやメリット・デメリットがあります。
どのようなタイプのキッチンがあるか、どんなメリット・デメリットがあるのか、こちらでご紹介します。
I型(壁付)
部屋の壁にキッチンがくっついた、昔ながらのオーソドックスなタイプのキッチンです。
メリット
- キッチンを広く使うことができる
- 冷蔵庫や食器棚などのレイアウト変更がしやすい
- 体の向きを変えずに、横移動で料理ができる
デメリット
- 壁に向かって料理をすることになるので、リビングの様子を見ることができない
- 窓がないと照明の明かりだけになり、少し暗く感じる場合もある
- お客様が来たときにキッチンが見えてしまうので、常にキッチンをキレイにしておく必要がある
I型(カウンターキッチンタイプ)
キッチンの一方だけが、壁にくっついているタイプのキッチンです。
メリット
- リビングを向いて家事をするので、子どもの様子を見ながら家事をしたり、家族とコミュニケーションを取ったりしながら家事をすることができる
- キッチンの手元が隠れるのでキッチンの様子を見られることがない
- キッチン前の壁が水はねや油はねを防いでくれる
デメリット
- ある程度の広さが必要
- 二人で使う場合にはシンク側と背面側との間にある程度の幅が必要。
Ⅱ型
シンク部分とコンロ部分が分かれたキッチンです。
メリット
- シンク部分とコンロ部分の両方に作業スペースを確保できる
- 2人で料理するときにも効率的に行うことができる
デメリット
- シンクで準備したものをコンロ側に移動するときなど、水滴が床に落ちて汚してしまう恐れがある
- ある程度の広さが必要
L型
キッチンがL字型に曲がったキッチンです。
メリット
- 他のキッチンよりも作業スペースが広くとれる
- 90°動くだけでコンロを使えるので、作業がラク
デメリット
- コーナー部分がデットスペースになってしまう
- ある程度の広さが必要
U型
シンク・コンロ・作業台が人を囲むように配置されたキッチンです。
メリット
- 作業スペースが広いので、手の込んだ料理などをつくりやすい
- 収納スペースを多く確保できる
デメリット
- 広いスペースが必要
- 設置にコストが掛かる
アイランド型
キッチンがどの壁にもくっついていないキッチンです。
メリット
- カウンターキッチン同様に、家族とコミュニケーションを取りながら家事をしたり、子どもの様子を見ながら家事をしたりできる
- 大人数での料理がしやすい
- 開放感がある
- 壁に面していないので、自由にキッチンに移動できる
デメリット
- キッチンの存在感が強いため、かなり広い部屋が必要
- キッチンがどこからでも見えてしまう
- 壁付のI型キッチン同様、どこからでもキッチンの様子が見えてしまうため、常にキレイにしておく必要がある
デメリットの部分は、工夫次第で解消も
ここに挙げたように、様々なタイプのキッチンがあり、人それぞれ、ご家庭それぞれで、合うもの・合わないものがあります。
そして、一見デメリットと思えるようなポイントも、工夫次第でメリットに変えることもできる場合があります。ご希望や気になる点を担当者に相談してみることが、使いやすくて過ごしやすいキッチンを作り上げる第一歩と言えるかもしれません。
皆さまのライフスタイルと好みに合わせて、最適なキッチンをぜひ考えてみてください。