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窓に使われるガラスの種類と特徴について

2016.02.25

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一口に窓ガラスと言っても、様々な種類があります。

窓に使われる「ガラス」の種類と、それぞれの特徴についてお伝えします。

フロートガラス(単層透明板ガラス)

フロート法と呼ばれる製造方法で作られたガラスをいいます。現在、一般的に“板ガラス”と呼ばれるものは、この製法で作られています。

フロストガラス

フロートガラスの片面を薬品により処理して、細かく凹凸を付けたガラスをいいます。

型板ガラス

ガラスの片面に、様々な模様を施したガラスです。光を拡散しながら、視界を遮る効果があります。

網入りガラス

ガラス内部に、網(ワイヤー)が入っているガラスです。火災の際には火の進入を防ぎ、燃え広がりを防ぐ効果があります。

複層ガラス

2枚のガラスを使い、ガラスの間に乾燥空気を閉じ込めたガラスです。中間層を持つことで、光の透過性は保ちつつ、高い断熱性能を発揮します。結露もしにくくなります。

LOW-E複層ガラス

複層ガラスの外側のガラスに、金属膜でコーティングしたガラスです。夏は暑い日差しを大幅にカットし、冬は暖房熱を外に逃さないため、冷暖房効率が高まります。

紫外線も防ぐのでフローリングの色褪せも少なくなります。

強化ガラス

フロート板ガラスに比べて、数倍の強度を持つガラスです。割れたときには破片が粒状になり、通常のガラスが割れたときよりも破片が鋭くなりにくく、安全性も高くなっています。

耐熱ガラス

高温または温度差に強いガラスです。急な温度変化にも対応できるので、コンロ前に設置するガラスなどに使われることが多いです。

真空ガラス

複層ガラスと同じく2枚のガラスを使い、ガラスの間の空気層を真空にしたものです。複層ガラスと同じく断熱、防音の効果が高くなります。

1枚のガラスが薄いので、1枚ガラスの窓枠にも設置することが可能です。

防犯ガラス

強靭で貫通しにくい特殊なフィルムを、2枚のガラスで挟み込んだガラスです。ドライバによる“こじ破り”や、バールによる“打ち破り”にも高い抵抗力があり、防犯性に優れています。