ブログ・コラム
  1. 大田原市・那須塩原市の注文住宅 DIホーム TOP
  2. ブログ・コラム
  3. 【間取りに取り入れたい!】親子の会話が増える、子育てしやすい家のアイディア

【間取りに取り入れたい!】親子の会話が増える、子育てしやすい家のアイディア

2016.01.18

201601_blog_kosodate-idea_face

子供が育っていくにつれて、行動範囲も、家の中での過ごし方も、親や同居している人たちとのかかわり方も、少しずつ変わってきます。幼稚園、小学校と大きくなっていくと、「子育て」のための「家の役割」も少しずつ変わっていきます。

最近の子育てでは特に重要性が増してきている『コミュニケーション』をポイントに、子供の成長に合わせた、「子育てしやすい間取り」のヒントをあげてみたいと思います。

ちょっとでも多くの時間を家族で過ごすためのリビング

親も仕事などで忙しく、子供もスポーツや習い事などで忙しい現在。充実した毎日を過ごせるのは良いことではありますが、やはり「家族で過ごす時間」は少しでも多くしたいところです。

そんな時には、家の中でも家族が集まる中心となる「リビング」にこだわることが、とても大切です。

201601_blog_kosodate-idea_01

リビングを、食事するときにだけ集まる場所ではなく、家族がそれぞれ一番快適に過ごせる場所として考えてみましょう。

例えば、パパが家で仕事をするとき。ママが家事をするとき。子供が勉強をするとき。

どんな時にでも過ごせるよう、リビングにちょっとしたワークスペースを設けたり、スタディコーナーを設けたりしてみると、家族が顔を合わせる機会も増えて、コミュニケーションが取れる楽しい時間を過ごせる家となります。

日常の行動も考えてコミュニケーションの場を“つくる”

洗面室や浴室は、朝の準備や帰宅後の手洗いうがい、お風呂に入る時など、家族が必ず利用する場所です。こういったエリアを、リビングから離してしまうのではなく、リビングと同じフロアに設置するのがオススメです。

朝の忙しい時間であっても、顔を合わせる機会が多くなり、自然と家族の会話も多くなります。

リビングだけじゃなくその他の部屋も、普段どのようにその部屋を利用しそうか、日常する行動をふまえて間取りを考えてみましょう。

リビングが広く取れないときは、吹き抜けがポイント

リビングが、スタディコーナーやワークスペースを設置するには広さ的に難しいときには、「リビングを吹き抜けにする」というアイディアはどうでしょう。吹き抜けにすることで、2階部分のオープンスペースに、スタディコーナーやワークスペースを設置して、リビングと同じ空間で家族が過ごせるようにします。

201601_blog_kosodate-idea_02

1階からは、2階で過ごす子供の様子を見ることができますし、2階にいる子供からは、キッチンで家事をするママの様子がうかがえます。もちろん、会話を交わすこともできるでしょう。

リビングとの距離があっても、家族のいる気配を感じることができて、子供も親もお互いに安心して過ごすごとができます。

将来の事も見据えたリビング階段

子どもが成長すると、リビングで過ごす時間より自分の部屋で過ごす時間の方が多くなってくるかもしれません。階段が玄関の近くにあると、顔を合わさずに家からの出入りができてしまい、家族のコミュニケーションは特に減ってきてしまいます。

リビングに階段があれば、外出するときや帰宅時など、必ずリビングを通ることになります。自分の部屋に向かうときに顔を合わせる機会も増えるので、家族の会話も増えて、コミュニケーションを多く取ることにつながります。

このように、成長に合わせた家の中での動線を考えることも、家族間のコミュニケーションを増やすポイントになります。

家事をしながらコミュニケーションもとれるオープンなキッチン

リビングで過ごす子供や家族の様子を見ながら、キッチンで家事をこなしたい。そんな時には、オープンキッチンが最適です。

リビングに向かって作られたオープンキッチンなら、子供遊んでいたり、勉強している様子を見ながら料理をすることができます。

201601_blog_kosodate-idea_03

ママが家事をしているのを近くで見ていれば、自然とお手伝いをする環境にもなります。子供が手伝ってくれれば、いつにもまして美味しい料理に。帰宅したパパの疲れも吹き飛んでしまいますよね。

キッチンのカウンターは食事だけじゃなく遊びや勉強することも想定した作りに

キッチンにカウンターを設置するときにも、子供との過ごし方やコミュニケーションを考えてみると良いと思います。

子供が過ごしやすい場所にするために、カウンターの高さやいすの高さを考えて設計しましょう。居心地がいい環境を作ることで、勉強したり遊んだりできるようになり、自然と子供も集まる場所となります。

家の中で過ごす様子を想像しながら間取りを考えましょう

いかがでしたでしょうか。一つ一つはそれほど奇抜なアイディアではありませんが、子供や家族が生活する様子を少し考えることで、みんなが楽しく過ごせる居心地の良い家となります。

皆さまが思い描く「理想の毎日」を、業者や設計士などに話しながら、あなたの家族にとっての「理想の間取り」を、ぜひ作り上げてみてください。

子育て世代の家づくりには、こちらも参考に!

子どもがのびのび過ごせる家に! 学習エリアのアイディア

【家の設備にひと工夫】小さな子どもも過ごしやすい、安心・安全・快適な家のアイディア!